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【資格】ビジネス実務法務検定2級・中小企業診断士

いま、手すきのときに勉強している資格が2つあります。

①ビジネス実務法務検定2級
司法試験の勉強をしていたということもあり、法律の勉強については、自分の中のどこかで折り合いをつけるというか、けりをつけなければならないという感覚があります。ここまでやったら、まぁいったん終わりで良いよね、というラインですね。これは、自分で決める必要があります。

自分にとっては、それが司法試験では高すぎるラインなのだろうな、というふうに思っています。自分の人生も折り返しが近づいている中で、仕事との兼ね合いとか、体力的な問題や瞬発力を考えると、ちょっと厳しいかな、と思うわけです。

だから、もういったんこのへんでいいや、という線引きをして、終わらせたいわけです。そのラインが今のところ、この「ビジネス実務法務検定2級」くらいなのではないかと思っています。
法律資格としては、行政書士とか、司法書士とかというのもあるのですが、これらは届出とか申請とかの事務仕事がメインの資格であると考えると、それはちょっと自分には向いていないのかなぁと思ったりします。自分としては、法律を使って何かができるよ、と言う気はさらさらなく、企業法務に必要な最低限の知識と理解を示せれば、それで十分なのではないかと思っています。

「ビジネス実務法務検定2級」に合格すると、さらに「ビジネス実務法務検定1級」の受験資格を得ることができます。気が向いたら「ビジネス実務法務検定1級」を受験することができるようになる、というのが、この「ビジネス実務法務検定2級」のメリットであり、私が本検定の「3級」ではなく「2級」を受けたいと思う理由のひとつです。

②中小企業診断士
今は総務の部署にいますが、総務の専門性とはなんぞやということを、今の部署に異動してきてからずっと考えています。いろいろな仕事に携わりながら、考えた結果、総務とは、会社の管理業務全般の専門家である、というふうに理解しています。スタッフ部門の業務について、その会社に専門の部署がなければ、総務がやってよ、という話になるわけです。ですから、総務は「これお願いね」と言われたら、基本的には何でもこなせなければいけないわけです。もちろん、その業務についての深い専門性を有しているわけではないですから、高いレベルでこれを処理することはできないわけですが、その業務についての専門部署ができるまでの間は、総務がとりあえず引き受けて、ある程度の形を作って、後任の部署に渡す、というのが、総務の役割というか、ミッションなのではないかと思っています。

したがって、総務にまず最初に求められるのは、ある特定の分野においての専門性ではなく、どういった分野であってもとりあえず対応できる力、いわば基礎力みたいなものなのではないかと思います。その分野について詳しくはないのだけれど、基本に忠実に考えれば、骨格としてはこうあるべきだよね、というようなことを考えられるのが大事だと思うわけです。

次に、総務は、その業務を所管するのに、総務よりも適切な部署があるのであれば、その業務を当該部署に引き渡す必要があります。ですから、総務としては、いまやっているこの業務は本来どういう分野に属するもので、会社全体の中でどのように位置付けられるのか、といったことを理解できて、その会社においてその業務をどの部署に渡すべきか、という後任の選定を、その後の業務フローや体制をイメージしたうえで、適切に行う必要があります。そういった意味で、総務は、会社の管理業務の全体像を理解している必要がある、ということになります。

上記のようなニーズを考えたときに役立つと思うのが、「中小企業診断士」という資格です。会社運営にかかわる知識を広く浅く身につけることができる点で、総務の人にはうってつけの資格ではないかと思った次第です。

テキストを読むだけでも大変勉強になりますが、結果として資格取得に至れば、担当業務にとどまらない範囲で意見を述べても、真摯に聞いてもらえるようになるのではないかと考えています。

個人的には、将来的に、より効率の良い、あるいは生産性の高い会社・組織にするためにどうしたらよいかということを、ある程度的確に示せるようになりたい、と考えています。そういったことを説得的に提示するにあたって、経営組織論・経営法務・運営管理・経済政策・財務といった、中小企業診断士の試験科目の理論的枠組が必要になってくると考えています。こういう観点からこういうしくみにすべきだ、といった話ができるようになればよいと思っています。企業運営全般に関する知識があれば、うちの会社はここが強いよねとか、逆にここが足りてないよねとか、そういう話もしやすいと思っています。

さらに将来的には、新入社員や、その他会社で働くすべての人たちに対して、会社ってこういうものですよ、ということを教えられる人になれればと思っています。これも、法的にはどうかという話だけではなく、組織というものは元来このように成り立つものなのだとか、効率的運営のためにはどういう考え方に基づいて物事を考えればよいかとか、そういうことを、可能であれば入社の時点で、研修などを通じて全員が理解して身につけられるしくみを整えれば、非常に強い会社になるのではないかと思っています。将来的にはそういう教育や啓蒙に携わることができる、というのが理想ですね。




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by Katzung01 | 2021-07-06 22:32 | 資格試験 | Comments(0)

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